再臨のときに、神の人々が天国へ連れていかれます。 聖書の、テサロニケ人への第一の手紙第4章16-17節に記されてあります。「すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう」。
キリストの再臨の時に、悪い者は、恐怖と失望で圧倒されます。 聖書の、そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ、御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。その前に立つことができようか」。
悪い者の指導者は、キリスト来臨の輝きでもって滅ぼされ、残りの悪い者たちは、彼の剣で殺されます。 聖書の、テサロニケ人への第二の手紙第2章8節に記されてあります。「このように、あなたがたを慕わしく思っていたので、ただ神の福音ばかりではなく、自分のいのちまでもあなたがたに与えたいと願ったほどに、あなたがたを愛したのである」、そして、ヨハネの黙示録第19章21節には、「それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口からでるつるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた」。
正しい者たちは、主と共にいるために引き上げられ、悪い者たちは、彼が現れた時に滅ぼされるので、この地球では、一時、人類の居住がありません。聖書の、エレミヤ書第4章23-25節に記されてあります。「わたしは地を見たが、それは形がなく、またむなしたかった。天をあおいだが、そこには光がなかった。わたしは山を見たが、みな震え、もろもろの丘は動いていた。わたしは見たが、人はひとりもおらず、空の鳥はみな飛び去っていた」。
悪い者たちは、千年の間、墓の中に留まっています。 聖書の、ヨハネによる福音書第20章4-5節に記されてあります。「彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)」。
聖徒たちは天国におり、悪い者たちが死んでいる間、悪魔は、無人の地球で千年間監禁されます。聖書の、ヨハネの黙示録第20章1-3節に記されてあります。「またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ開放されることになっていた」。
千年が過ぎると、神の聖なる都が、天から地球に下ってきます。 聖書の、ヨハネによる福音書第21章1-3節に記されてあります。「わたしはまた、新しい天と新しい地とをみた。先の天と地は消え去り、海もなくなってしまった。また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして」。
悪い者たちがよみがえらされて、サタンが解放されると、彼らは神の都を取ろうとします。 聖書の、ヨハネの黙示録第20章7-9節に記されてあります。「千年の期間が終ると、サタンはその獄から解放される。そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した」。
それから彼らは、地獄の火でもって、破滅されます。 聖書の、ヨハネによる福音書第20章9節に記されてあります。「すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽くした」。