何が満足をもたらしますか? 満足は,神からの賜物で、神の人生の見とおしを頼りにすることから起こります。 聖書の,ピリピ人への手紙第4章12-13節に記されてあります。「わたしは貧に処する道を知っており、富におる道も知っている。わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。わたしを強くしてくださるかたによって、何事でもすることができる」。   

満足は謙遜と神に信頼することから起こります。 聖書の、詩篇第131編1節に記されてあります。「主よ、わが心はおごらず、わが目は高ぶらず、わたしはわが力の及ばない大いなる事と くすしきわざとに関係いたしません」。   

満足はキリストと永遠の価値とに献身することによって起こります。 聖書の、マタイによる福音書第6章24節に記されてあります。「だれでも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し,あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない」。   

むやみにほしがることは満足を妨げます。聖書の、出エジプト記第20章17節に記されてあります。「あなたは隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、しもべ、はしため、牛、ろば、またすべての隣人のものをむさぼってはならない」。   

唯物主義は満足を妨げます。 聖書の、テモテへの第一の手紙第6章9節に記されてあります。「富むことを願い求める者は、誘惑と、わなとに陥り、また、人を滅びと破壊とに沈ませる、無分別な恐ろしいさまざまの情欲に陥るのである」。