クリスチャンでない人々は、わたしたちが、地球の歴史での終りの日に住んでいることを、信じることが出来ません。 聖書の、ペテロの第二の手紙第3章3-4節に記されてあります。「まず次のことを知るべきである。終りの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言うであろう」。
反キリストの出現が終りのしるしの一つです。 聖書の、ヨハネの第一の手紙第2章18節に記されてあります。「子供たちよ。今は終りの時である。あなたがたがかねて反キリストが来ると聞いていたように、今や多くの反キリストが現れてきた。それによって今が終りの時であることを知る」。
終りがいつ来るかということを、イエスは言われましたか? 聖書の、マタイによる福音書第24章23-24節に記されてあります。「そのとき、だれかがあなたがたに「見よ、ここにキリストがいる」、また、「あそこにいる」と言っても、それを信じるな。にせキリストたちや、にせ預言者たちが起こって、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう」。
太陽、月、そして、星のしるしがあります。 聖書の、マタイによる福音書第24章29-30節に記されてあります。「その時に起こる患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう」。
世の終わりには、どのような道徳の状態が、社会の特徴ですか? 聖書の、テモテへの第二の手紙第3章1-5節に記されてあります。「しかし、このことは知っておかねばならない。終りの時には、苦難の時代が来る。その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神をそしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者、無情な者、融和しない者、そしる者、無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、裏切り者、乱暴者、高言をする者、神よりも快楽を愛する者、信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう。こうした人々を避けなさい」。
知識と旅行の増加は、終りのしるしの一つです。 聖書の、ダニエル書第12章4節に記されてあります。「ダニエルよ、あなたは終りの時までこの言葉を秘し、この書を封じておきなさい。多くの者は、あちこちと探り調べ、そして知識が増すでしょう」。
他にどのような終りの日のしるしを聖書は記していますか? 聖書の、ルカによる福音書第21章25-26節に記されてあります。「また日と月と星とに、しるしが現れるであろう。そして、地上では、諸国民が悩み、海と大波とのとどろきにおじ惑い、人々は世界に起ころうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう」。
平和と安全の話題が終りのしるしの一つです。 聖書の、テサロニケ人への第一の手紙第5章2-3節に記されてあります。「あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない」。
これらの事が起こっているのを見る時、人々は何をするべきですか? 聖書の、マタイによる福音書第24章42-44節に記されてあります。「だから、目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。このことをわきまえているがよい。家の主人は、盗賊がいつごろ来るかわかっているなら、目をさましていて、自分の家に押し入ることを許さないであろう。だから、あなたがたも用意していなさい。思いがけない時に人の子が来るからである」。